見た目だけじゃない!触れて初めて感じる馬の新たな魅力。 by うますみ
「withuma.」vol.12 うますみさん
Profile
ハンドルネーム:うますみ
年齢:45歳
居住地:群馬県
Instagram:@umasumiuma
第12回は、群馬県にお住まいの、うますみさん、会社員の女性の方です! いったいどのような「withuma.」を送っていらっしゃるのでしょうか?
うますみさんの「withuma.」
元々すべての動物が好きなのですが、馬の美しさに昔から興味がありました。
1年ほど前、近くで見てみたいと思い、近隣の乗馬クラブへ見学に行きました。
そこで初めて間近で馬を見て、かっこよい姿と優しい目の虜になり、すぐ乗馬を始めました。
触れた時に、とても温かかったのも印象に残っています。
なめらかな毛並みと、発達した筋肉、美しい流線型、優しい瞳、挙げればキリがありませんよね!
一目惚れするには十分な要素を、兼ね備えていると思います!
うますみさんの「Loveuma.」
私の好きな馬は、ゴールドシップです。
我が道を行くあのスタイルが魅力的に感じます。
私が感じる馬の魅力は、「かっこいい」、「かわいい」、「おもしろい」、これら全てを持ち合わせているところです。
それから、私が乗馬を始めるキッカケとなった、馬との思い出があります。
体験乗馬にて、馬から降りるとき手こずってしまった事がありました。
やっとの思いで降りたとき、乗せてくれてた女の子のお馬さんだったのですが、「大丈夫?楽しかった?」って言ってるかのように私を気にして見てくれたのです。
真意はわかりませんが、私にはそう感じました。
乗馬終了後、馬から降りたときに、私の体に顔を寄せてスリスリしてきた時は、「あら、私のこと好きなのかな?」とか思いますが、実際のところ顔が痒かっただけだったとかもあります。
馬に関するお気に入りの場所は、乗馬クラブアトラスです。
私のような初心者も安心して乗れる馬が居て、会員の目的に合わせたインストラクターさんの指導が受けられる事が魅力だと思います。
安心して乗れるということは、人間と馬との信頼関係がしっかり出来ているということだと思いますし、そうなる為に調教をしっかりされているのだろうと感じます。
私のように癒やされるのが目的の人間にも優しく指導して頂けますし、競技会を目指す方は高度な技術を習得していると感じます。
乗馬は動物と共に出来る唯一のスポーツです。
そして、想定とはかけ離れた、相当な運動量でした。
始めた頃は全身筋肉痛になりました。
馬に癒やされながら、運動も出来るなんて、最高です。
馬と人間は、お互いの言葉は理解できずとも、馴致やホースマンシップでも見られるように、コミュニケーションを取ることが可能な動物です。
「これは意思が通じているのでは!?」と感じられること、そういった部分も馬の大きな魅力だと感じます!
引退馬問題について
今は、引退馬支援団体の会員になって、支援を行っています。
馬の飼育、管理にはお金もかかりますし、専門的な知識がないと飼育は出来ないと思います。
そこのところも、引退馬問題の解決に際しては、大きな問題かと感じています。
私は、まだ乗馬歴も、馬との関係も浅いですが、馬の良さ、人を癒やす力を、色んな方に知ってもらいたいと思います。
私自身、しんどい時は、いつも癒やしてもらってますので、これからは乗馬だけではなく、馬を見て、触れ合える場所が増えると良いのではないかと考えます。
馬の癒す力といえば、今注目されているのがホースセラピーですよね!
専門知識の部分だと、馬事業界では人材が不足しています。
牧場も高齢化が進み、若い人が入って来なければ運営できなくなります。
馬の仕事に興味を持ってもらえる人を増やすことも、引退馬支援の一つになると思います。
今回は、馬のかっこよさと優しい瞳の虜になり、ふれあう内に、馬が持つ癒しの力を実感された、うますみさんの「withuma.」を伺いました!
毎週定期更新してまいりますので、次回もよろしくお願いいたします!
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協力:うますみさん 取材・文:片川 晴喜 編集:平本 淳也 著作:Creem Pan
コントレイルが好き
「初心者」? いやいや、すでに〈わかばマーク〉は卒業とお見受けします。
力みのない好バランスで乗っておられる。リズム良く進んできたお馬さんが、一瞬カメラ目線になったその後、すぐにスムーズに左へ回って行くだろうことが容易に想像できる騎乗写真です。
バレエのアラベスクや乗馬の内方姿勢って、お手本を見ただけで一発で「決める」人がいるんですよね。脳内のMNS(ミラーニューロンシステム)のバージョンが私と違うんじゃないか、と妬ましくなります😑。。。
「かっこいい」+「かわいい」+「おもしろい」= ゴールドシップ
これはもう無敵の方程式。昔は「荒ぶる」とか「気性難」も入っていたのが、最近はすべて「おもしろい」に吸収されているようですね。
共感性はあるけれど必ずしも思い通りにならない、猫や馬などの「なつきにくい」動物との触れ合いが人間の脳を活性化させることが知られています。ホースコーチング(馬をコーチとする自己内省・行動変容プログラム)という興味深い取り組みもあって、思い通りに動かせない対象(人・動物)といかにして共感を育み寛容に共生できるようになるか、癒しと共に体得する「経験学習」モデルの一つです。
現在ソダシのお世話をしておられる今浪さんがいつまでもお元気な理由は、かつてゴールドシップという理想的なコーチと出会い、シャンティイの森に置き去りにされるような過酷な試練までも経て、もう後戻りできないほど脳が活性化されてしまったからではないかと思っています。