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今年も懐かしのあの人がやってきた‼🏇一方メトは主役として新聞に登場⁉🐈


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


メトは招き猫。しかもたくさんの幸せを運んできてくれている。


ノーザンレイクのよく鳴く招き猫メト


厩舎をはじめ施設がかなり老朽化しており、厩舎を新しくしたり、牧柵(一部補修完了、一部工事中)を含めてすべてを補修するのは預託料収入が基本の引退馬牧場には普通に考えて無理な話だ。だから一時期居抜き物件への牧場移転を視野に入れていた。それも牧柵工事などに手を付けられなかった理由の1つだった。だが5年間空いていて草に覆われていたこの牧場を少しずつ整備し、時間を重ねてきて愛着がある。そして何よりメトのことを考え、この場所にいる決心をした。


移転するなら道路沿いの人が寄りやすく目立つ場所にした方がいいとアドバイスしてくれる方もいた。確かにノーザンレイクは、国道から少し奥に入った所に位置しており、さらにノーザンレイクの看板の立つ門から厩舎地区までは長い直線道路になっているのでわかりづらい。だがこの構造のおかげでメトは道路に出ることはほぼなく、安全に過ごせているのも事実だ。ノーザンレイクがここまで何とかやって来られたのは招き猫メトのおかげ。メトのためにもこの地でやっていこうと決めたのだった。


左右の放牧地の間の道が門へと続く直線道路


猫の室内飼いが奨励されているのはもちろん知っていたので、メトも室内飼いを試したことがあった。だがこの牧場の敷地内で伸び伸びと過ごし、自分の縄張りを作ってきたこともあり、ストレスから毛づくろいをし過ぎて禿ができたり、室内での問題行動が増え、致し方なく外に出したという経緯がある。(もちろん外に出す以上、リスクは皆無ではないこともわかっているし、すべての方に理解してもらえるとは思っていない)


さて招き猫メトは、今度は産経新聞にドットさん(メイショウドトウ)やパンチくん(ネコパンチ)を従えて?、主役として登場した。猫の撮影をライフワークとしている尾崎カメラマンが、メトの気分を損ねないよう撮影してくれた。ドットさんやパンチくんも良い味を出してくれている。是非ご覧ください!


6月20日の産経新聞にメトがドットさんやパンチくんとともに紹介される👇


6月25日、今年もドットさんの調教パートナーだった元調教助手の中林健さんがご夫婦で訪ねて来られた。私はあいにく外せない用事がありお会いできなかったが、中林さんと当牧場代表の川越が、かつて競馬に携わっていた者同士、交流できたのは良かったと思う。


今年も中林さんとまた会えました


中林さんの奥様からも「川越さんとゆっくり話ができて嬉しかったみたいです。前から、馬を大事にしてる人だから、ドトウも幸せだって感心してたから」とラインが届いた。


体や消化に良いおやつを食べさせてもらうドットさん


そしてドットさんについては「顔は相変わらず若いし、 眼に力がある」と話していたそうだ。全身麻酔の開腹手術を乗り越えたドットさん。来年も再来年もその先も、中林さんや担当厩務員だった千田さんに会いに来てもらえるよう、ケアをしていきたい。


ドットさん&メト&メトの踏み台中の人


ご寄付について

引き続き牧柵工事の寄付も募っておりますので、よろしくお願いいたします。


苫小牧信用金庫

新冠支店

普通 1510035

川越 靖幸(カワゴエ ヤスユキ)


お礼のメールをお送りしたいので、差し支えなければご寄付していただいた後に下記のアドレスにお知らせください。


ある日のタッチノネガイとメト

 


【🐎ネコパンチ&牧場猫🐈】

日経賞を沸かせた名馬の猫尽くしアイテムを販売中!


ご好評をいただいているLoveuma.オンラインショップに新しいデザインが追加されました!


新デザインは全2パターン、59アイテムを追加しています。



今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、ネコパンチと牧場猫たちをあしらったデザインです。ネコパンチの名前をビジュアルに活かしたデザイン、3匹と1頭(?)のネコたちをポップなビジュアルに落とし込んだデザインを制作いたしました。




このオンラインショップは、GMOペパボ株式会社が手がける、オリジナルグッズを手軽に作成・販売できる『SUZURI』を利用しています。


梱包・配送・原価設定は全てSUZURIが行っており、全商品共通で1アイテムの購入につき1,500円の収益が発生いたします。Loveuma.は、その収益の100%を、引退馬支援に活用させていただきます。(詳細は各アイテムの概要欄をご確認ください)




より多くの方が気軽に参加できる、グッズの購買による『引退馬支援』というカタチをLoveuma.にて展開していきます。デザインはこれからも追加されていくので、お楽しみに!



 


協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan


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