お手入れ苦手なタッチノネガイvs中の人😖🙎🔥春の見学&今後のイベント展望も❗
北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。
そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、
馬ときどき猫な日々を綴ります。
Xでもお知らせしたのだが、ドットさん(メイショウドトウ)になるべくストレスをかけないために3月中の見学は45分から30分に短縮。ドットさんに関しては10分以内とさせていただくことにした。
Xでのお知らせポスト
ネガイちゃん・アシゲチャン引退繁殖牝馬の会の会員様の見学お待ちしております
実は3月28日のネコパンチの誕生日に、パンチくんのファン向け見学会開催を企画していたのだが、募集をかけようとした矢先にドットさんの手術となり、中の人に余裕がなさ過ぎて今年は断念。来年こそは開催できればいいなと思っている。
パンチくん&メト 来年はお誕生会開催したいな!
4月からは団体の見学も受け入れるつもりで競走馬のふるさと案内所にも伝えていたのだが、こちらもしばらく延期となる。
見学ご希望の方にはご不便をおかけするが、ご理解いただけると幸いだ。
3月中はスケジュール的に無理そうだが、インスタライブで牧場見学気分を味わえるような企画も検討したいと思っているので、実現したらよろしくお願いいたします!
話は変わって、お手入れの話題を少し。雪解けが進み、女子チーム放牧地の出入り口付近がドロドロになっている。馬たちの脚が泥まみれになるので、洗い場で脚元を洗う。ところが私の手入れ担当のタッチノネガイは洗い場に入るのを頑なに拒否するので、馬房の中でタオルを濡らして脚を拭く。以前は川越がタッチノネガイの引き手を持ち、私が洗い場からホースを伸ばして洗ったこともあった。だがシャワーにすると音やお湯の出る勢いに驚きじっと立っていられないので、シャワーヘッドを外すしかなく、しかもホースの先から出るお湯の量もチョロチョロくらいにしないと嫌がって動く。チョロチョロにしていても、飽きてくると動き出す。私が手鈍いのもあってなかなかうまく洗えないので、結局馬房の中で濡れタオル方式になった。(私がタッチノネガイの引き手を持ち川越が洗ったこともあったが、その場から逃げ出したい馬を抑え切れずかなりの距離を歩かれてしまうのでこの方式もアウト)
中の人泣かせのタッチノネガイ
またこの時期は冬毛が抜け始め、画像のようにブラシにもたくさん毛が絡んでくる。ブラシをすればしただけ抜けるので、ブラッシングもほどほどに切り上げることにしている。
プラスチックブラシについたアシゲチャン冬毛
アシゲチャン(左)とタッチノネガイの抜けた冬毛 まだまだ序の口
ドロドロの地面と脚の汚れ(ゴロゴロして全身ドロドロもいるが)、そしてブラシに絡みつく冬毛を目にすると、春が近づいて来たのだなと実感するのだった。
メトの監視のもと、引き運動を頑張るドットさん
【メト祭り😸】ノーザンレイクダイアリー連載1周年記念グッズ販売中!
ご好評をいただいているLoveuma.オンラインショップに新しいデザインが追加されました!
新デザインは全3パターン、100アイテムを追加しています。
今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、看板猫メトをあしらったデザインです。
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梱包・配送・原価設定は全てSUZURIが行っており、全商品共通で1アイテムの購入につき1,500円の収益が発生いたします。Loveuma.は、その収益の100%を、引退馬支援に活用させていただきます。(詳細は各アイテムの概要欄をご確認ください)
より多くの方が気軽に参加できる、グッズの購買による『引退馬支援』というカタチをLoveuma.にて展開していきます。デザインはこれからも追加されていくので、お楽しみに!
【ご寄付について】
ノーザンレイクでは運営資金のご寄付を受け付けております。
寄付口座開設の経緯につきましては、以下の記事をご確認ください。 https://www.loveuma.jp/post/nld_221004
協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会
文:佐々木 祥恵
編集:片川 晴喜
著作:Creem Pan
ドットさんは当分、養生第一🤒❤️🩹。ファンはみんな理解していると思います。
ネコパンチくんには申し訳なかったけど、来年は盛大にお誕生日を祝いましょう❗️ 🎉🥕🎂
>結局馬房の中で濡れタオル方式になった。
ネガイさんでなくても「冬場はこれが正解だ」と思っている馬は案外多かったりして。
私も寒い季節の丸洗いはなるべく避けていたかな。お湯を入れたバケツ、馬用スポンジ、タオル数枚、ゴムブラシと毛の硬いブラシ(汚れ落とし用)、柔らかめのブラシ(仕上げ用)を駆使して奮闘していました。🧽🪣🧺🪮
蹄洗も控えめ、というよりほとんどしなかった😅
蹄に異常があるときなんかは別ですが、普段は濡れスポンジとブラシで泥落とし・裏掘り・蹄全体を濡れタオルで拭く・完全に乾かす、という手順でした。(キッチンペーパーで水気を吸い取ると早く乾く)
空気がパリパリに乾燥している日だけ裂蹄防止にオイルを塗りました。
春先は馬たちが泥まじりの湿った雪道を歩くことも多く、「蹄をふやかしてはならぬ」と妙にかたくなに思い込んでいたのです。ドイツでそうだったんだから、夏に高温多湿となる日本でこそ蹄の水分過多にいっそう注意すべきかもしれませんね。
ノーザンレイクの牝馬の皆さん、美容のため✨とはいえ泥パックはほどほどに。