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メイショウドトウがおネムな中、メトはノリノリでファンサ🐴💤😼そして...選挙活動にまさかの参加⁉️



 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 

前回のダイアリーから今回までのおよそ4週間、実に慌ただしかった。何があったのかパッと思い出せないほど、様々な出来事があった。

人間が慌ただしい中でもメイショウドトウ(認定NPO 法人引退馬協会預託馬)は食欲旺盛で元気です!
 


 

直近では4月19日に行われた認定NPO法人引退馬協会会員様のミニツアー。参加者二十数名がひだかホースフレンズ、MTHケイムズ、ノーザンレイクをバスで巡り、繋養されている馬たちを見学するツアーだ。  

参加者は特別にメイショウドトウ(認定NPO法人引退馬協会)の放牧地に入りツーショットで記念撮影。ドトウはちょうど眠たい時間帯だったのか、大人しく写真に収まっていた。

個人的にはネコパンチの放牧地に人が集まってくれたことが嬉しかった。2023年11月に誘導馬、乗馬として活躍していた東京競馬場退厩が決まり、ジャパンカップの週が最後の展示となった。その週に展示を見たという会員さんが「もう会えないと思っていたのにここで再会できるとは」と喜んでいたのが印象に残った。


ここのときろの雨でできた水溜まりを闊歩して見学者にアピールするネコパンチ(多分馬)

メトも休憩室から自ら出てきてバスチェックをした後に、接客や写真撮影モデルになってしっかり仕事をこなしていた。ドトウの放牧地までやって来たあたり、やはりプロだなと我が猫ながら感心した。



メトも放牧地の近くに来て見学者を接待

牧場はたいがい徒歩で移動できる場所にはないので、車の免許がない方や運転に不安のある方にとって今回のようなツアーは貴重な機会なのだと思うし、ノーザンレイクに関しても参加者の皆さんが満足して帰られたようだと後から聞いてホッとした。

ツアーの翌日は新冠町の町長選挙だった。現町長の後継と言われる元副町長の山本正嗣氏と元町議会議員の村田貞光氏が立候補。村田氏は当牧場代表の川越の同級生ということもあり、そのよしみで2年前の町議選から後援会長を務めている。まさか新冠町に移住してきて選挙活動に関わるとは思っていなかったが、今回の町長選は力が入った。


業務の合間を縫って川越は後援会長として選挙ポスターが剥がれないかの見回りをした
業務の合間を縫って川越は後援会長として選挙ポスターが剥がれないかの見回りをした

私自身移住者なのでつい観光客目線になってしまうのだが、町の顔とも言える道の駅の物足りなさなど(トイレ含む)がとても気になっている。訪れてみて「道の駅内の店はこれだけ?」と思われる方もいるのではないだろうか。その上ショップスペースの通路が狭くて暗い。レストランは美味しいのに目立たない。

また町内には飲食店が少なく、観光客の多い日曜日が定休日だったりもする。

村田氏には道の駅はじめ、町を活性化する様々なアイデアがあった。村田氏が町長になってそれを実行できれば、新冠町全体が活気づく。そんな期待があった。


そして何より村田氏は、引退馬関係にも力を入れようとしてくれていた。公約に掲げていたのは、引退馬牧場間のシェア制度だ。収入の限られた引退馬牧場で購入の難しい重機や馬運車、トラックなどを牧場間でシェアをするというものだ。特に馬運車は精密な検査や手術のできるクリニックに行く時以外はほとんど使用しない。年に1回使用するかどうかの物になかなか大金は叩けない。だが馬運車がなければ何かあった時にクリニックに馬を運べない。そんな時にシェア制度があれば安心だと期待していた。



村田氏のパンフレットには引退馬牧場支援対策(シェアー制度)の文字が...
村田氏のパンフレットには引退馬牧場支援対策(シェアー制度)の文字が...

だが結果は落選。山本氏優勢が伝えられていた中、1408対1310票の接戦になっただけにとても残念だった。

けれども投票数の半数弱が村田氏による町の活性化を望んでいたことになる。山本氏にはこの町民の声を町政に少しでも反映させていただければと思う。そして引退馬にも是非目を向けていただきたい。そのためにもノーザンレイクとしてできることを諦めずにやっていくつもりだ。



3匹の猫プラス4匹目のネコ 皆健やかに過ごしてます!


 

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協力:ノーザンレイク

   認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:椎葉 権成・近藤 将太

著作:Creem Pan


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