サビ猫チビと出会った時の心温まるエピソード😺✨そしてAERUの太田さん連載終了、本当にお疲れ様でした😭

3月6日

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

AERUの太田さんの退職に伴い｢AERUで会える！｣の連載が先週で終了した。本当にお疲れ様でした。太田さんのSNSの発信力、商品の企画力、行動力は目を見張るものがあった。太田さんの発信で、馬たちの魅力がたくさんの人々に伝わった。そう確信している。同じくSNSを活用し、グッズ販売をしているノーザンレイクも、良い刺激を受けていた。昨年は｢うまカルフェス｣のトークショーでもご一緒した。X上でもリプライ合戦？をさせていただいたことも（笑）。新天地でも馬に関わると聞いた。ノーザンレイクに資金力があればスカウトしたかったなぁ。新しい場所でも貴重な戦力になること間違いないだろう。馬業界は狭いので、また相見えることもあるはず。太田さん、今後ともよろしくお願いします。

昨年10月に太田さんとご一緒したトークイベント

話は変わって読者リクエストの3回目。今回はサビ猫チビをご紹介。

チビは2022年4月6日に突然牧場に現れた。まだ体が小さく放っておけなかったので、追いかけてキャットフードを与えた。お腹がすいていたようで、いつでも逃げられる体勢をとりながらも必死に食べていた。ちゅーるを差し出すとさらに夢中で食べ、その後どこかに姿を消してしまった。このまま戻ってこないかもしれないとも思ったが翌日また現れたのでご飯をあげた。抱き上げることはできなかったが、少しだけ触れた。

出会った翌日、再び姿を見せた

その日以来、家の周りで過ごすようになったので、話しかけながら徐々に距離を詰めていった。姿が見えないと探したら、草の上で体を休めたり、草むらの中で身を隠すように寝ていた。

その姿に胸が締め付けられて、こうなったら家族にするしかないと無理矢理捕まえ病院に連れて行き、猫風邪と耳ダニの処置をしてもらった。2回目の耳ダニの処置の時に避妊手術の予約をし、4月下旬に手術を施した。傷口を保護するための獣医師手作りの術後服姿が可愛くて、当時の写真を今も時々見返す。

メトは最初警戒して、離れた位置から唸り声をあげていた。チビには耳ダニがいたので治るまでは近づけないよう注意したが、チビの症状が良くなって接触するようになるとわりとすぐに仲良くなり、家の中では戯れて喧嘩をしたり、2匹密着してよく寝ていた。デカいメトに比べるとかなり小さかったので自然とチビと呼ぶようになり、それが名前となった。

警戒して唸るメトと仲良くなりたいチビ

チビは牧場猫と言いながらも、避妊手術前から外には出さずにずっと室内で過ごしているので、夜になると遊んでと猫じゃらし系の玩具を持ってくる。猫用の敷物の上にコロンと寝転がり、撫でてくれと催促する。（それでいて抱っこは苦手）厩作業や買い物に出かけようとすると、行ってほしくないのか家中走り回ってこちらの気を引こうとする。

猫じゃらし系の玩具で遊ぶのが大好き

そんなチビを見ているうちにこれは家の中での遊び相手が必要なのではないかと話がまとまり、隣町・新ひだか町の保護猫団体のフェイスブックをチェックするようになった。次回に続く...