5 日前

牧場整備や断捨離におおわらわ…！ノーザンレイクを今年もよろしくお願いします🐴🐈🎍

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

2025年が明けた。2024年は2月にメイショウドトウ（認定NPO法人引退馬協会預託馬）の開腹手術があったので、馬も猫も人も無事に新しい年を迎えられたことに心底ホッとしている。今年もまた馬たちが健康に快適に過ごせるように心を砕いていきたい。

お正月のおめでとう動画　ドットさんはお尻でご挨拶

ドットさんもだけ撮り直し

今年は巳年で、当牧場代表の川越靖幸が年男だ。年男としての抱負は？と尋ねてみると｢周りの雑音に左右されずに生きていくこと｣との答えが。何かあるとすぐに気持ちが揺れ動く私と違い、淡々と日々のやるべき仕事をこなしているように見えていたから、この答えは意外だった。長年一緒に過ごしていても、相手を理解していないものだと思わされた。

大好きな笹を食べる愛馬キリシマノホシと川越　着用ジャンパーは担当馬ゼンノロブロイが天皇賞(秋)優勝記念のもの

さて私の抱負は断捨離だ。元々整理整頓が苦手で、不要なものがたまりがち。昨年11月頃から仕事の合間に少しずつ片付けているが、疲れやすいためつい昼寝をしてしまったり、夜も睡魔に襲われて何も出来ないまま横になってしまったりで、なかなか前に進まない。おまけに仕事に必要な請求書が何か月分か見つからない。断捨離中に間違って捨てた疑惑もあり、どうしたものかと思案中。それはともかく1日も早く不要物を処分して、すっきりした部屋で生活するために少しずつでも断捨離を続けていく。

最後に2025年のノーザンレイクについての展望を少し。昨年はこれまで資金不足から二の足を踏んでいた大がかりな牧場整備に力を入れ始めた年だった。2か所の牧柵工事(200万円強)、屋厩舎屋根の応急処置、倉庫の扉補修(屋根と扉あわせて70万円弱)などを行ったが、皆様からのご寄付やTAWからの奨励金で賄うことができた。

たまにメトも入る女子チーム用の広い放牧地の牧柵が整い、ようやく使えるように

雪が降る前に使用していない厩舎屋根を応急処置

中から見た陥没箇所

厩舎内から足場を組んで作業

修理前、修理後

今年も引き続き牧場整備などに力を入れていく予定で、残り2つの放牧地の牧柵整備、牧場入口の門から厩舎地区までのガタボコになった直線道路の工事、エンジンがダメになりかけている軽トラの買い替えをすることが当面の目標だ。そして厩舎新築も視野に入れている。まだ超えなければならないハードルがいくつかあるので決定事項ではないが、何とか実現できるよう動いている最中なので、はっきり決まったら当ダイアリーでお伝えする。

牧柵工事予定の旧女子チーム放牧地とドットさん用放牧地