top of page

メイショウドトウの食事スポットに隠された秘密...‼🐴去勢されても○○好き❓


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


最近メイショウドトウ(認定NPO法人 引退馬協会 預託馬)は、放牧地の奥の出入り口を背にして左側で草を食んでいる姿を頻繁に目にするようになった。以前は奥に行ってもすぐに真ん中あたりから放牧地の出入り口の間に戻ってきて草を食べていたのだが、ここのところはどうも様子が違う。そこで写真や動画を撮りがてらドトウを観察してみると、なるほどそういうことかと納得した。


放牧地の真ん中より少し手前で草を食むドトウ



女子チームの近くにいるドトウ


写真からもわかる通り、通路を挟んで隣接する放牧地にいる女子チームがドトウの放牧地側の柵際で草を食んでいる時に、ドトウも近くにいることが多い。それが1、2度だったら偶然かも?とも思うのだが、毎日のように、しかも日に何度か目撃するようになり、これはやはり女子チームのそばにいたいのだと確信した。

ドトウは去勢しているのに牝馬の匂いには敏感で、特に発情期の牝馬を触った後にうっかりドトウの近くに行くとブホッと鼻を鳴らして反応してしまう。同じく去勢していたプリサイスエンドやタイキシャトル(ともに引退馬協会からの預託馬だった)はそのようなことはなかったのだが、ドトウはいまだに牝馬たちの匂いで馬っ気を出して興奮するのだ。そんなわけでドトウは28歳ながら女子たちには目がなく、そのそばで草を食べることが楽しみの1つになっているようだ。(あくまで筆者の憶測ではあるが)


女子と一緒にランチでもしているつもり?


女子チームの放牧地が牧場のメイン通りを挟んで向かい側にあった時は姿は見えても少し距離があったせいか、ドトウの当時の興味の対象はネコパンチであった。先に放牧に出たドトウが後から来るパンチを待っていたり、柵越しにパンチをしばらく見つめていたりしていた。さらには、しばしパドック放牧だったパンチが久しぶりに隣の放牧地にやって来た時には飛び跳ねて走り回って喜びを体全体で現していた。なのにそんなことがあったのが嘘のようにパンチへの執着?は消え、今はもっぱら女子チームのそばが良いらしい。幸いパンチはドトウの心変わりは全く気にならないようで、至ってマイペースに過ごしている。


牧柵工事が終わり久々に放牧地に来たパンチを走り回って迎えるドトウ


マイペースなパンチくん


愛くるしい表情と魅惑の鼻でファンの心を鷲掴みにしているのもドトウ。そして女子好きなのもドトウ。このギャップがまた魅力なんだろうし、女子好きが若さの秘訣でもあるような気がしている。


ドトウさんの魅惑のお鼻

 

【🐎ネコパンチ&牧場猫🐈】

日経賞を沸かせた名馬の猫尽くしアイテムを販売中!


ご好評をいただいているLoveuma.オンラインショップに新しいデザインが追加されました!


新デザインは全2パターン、59アイテムを追加しています。



今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、ネコパンチと牧場猫たちをあしらったデザインです。ネコパンチの名前をビジュアルに活かしたデザイン、3匹と1頭(?)のネコたちをポップなビジュアルに落とし込んだデザインを制作いたしました。




このオンラインショップは、GMOペパボ株式会社が手がける、オリジナルグッズを手軽に作成・販売できる『SUZURI』を利用しています。


梱包・配送・原価設定は全てSUZURIが行っており、全商品共通で1アイテムの購入につき1,500円の収益が発生いたします。Loveuma.は、その収益の100%を、引退馬支援に活用させていただきます。(詳細は各アイテムの概要欄をご確認ください)




より多くの方が気軽に参加できる、グッズの購買による『引退馬支援』というカタチをLoveuma.にて展開していきます。デザインはこれからも追加されていくので、お楽しみに!



 


協力:ノーザンレイク

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan


1 Comment


>これはやはり女子チームのそばにいたいのだ


いやはや、ドトウさんったら。。。😅

まあでもノーザンレイクの女子チームは美魔女ぞろいだから😍不思議はないよね。


シャトルに比べてですが、ドトウは以前から「群れ」をより強く意識する性格ではないかと思っていました。

キリちゃんやメトさんを差し置いて僭越ながら「自分が “ボス” としてまとめなければ💪」という監督責任に目覚める瞬間があるのかもしれません。(目覚めの持続性は不明)


こういう仔はスイスやトルコの古いタイプの大型牧羊犬と同じで、群れが目の届くところにいないとひどく淋しいというか、心配になる。

広い放牧地に移った女子たちがどこかへ迷って行きはしないか、何か危ない目に遭っていないか、チラチラと目を配って確かめながら安心していたいのではないでしょうか?


いつもすぐそばに仲間がいる環境で本当によかったと思います。✌️😊

Like
bottom of page